和牛のホルモンはどの部位でも美味しい大人の味

和牛といえばステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶなど子供からお年寄りまでほとんどの人が食べておいしい肉と言えます。そんな和牛の中でも牛ホルモンは歯ごたえや食感味わいなどが大人向けであり好む世代も中年世代の味にこだわりを持ち新しい味を求める人が行きつく所です。

ホルモンは一般的に知られている所では肝臓であり、レバーと言われています。焼いたり調理に使いやすく自然と食べる機会も多い部位です。豚や鳥のレバーに比べて臭いに癖も無く食感も歯切れもよいです。他にも代表的なホルモンではモツ鍋などが広く知られております。小腸や大腸など醤油や味噌などでぐつぐつと煮込まれた鍋料理です。長い時間煮込むおかげで噛みごたえのあるホルモンがとろとろとした食感に変わり美味しいのです。しかしホルモンの最もおいしく一般的に食べるのに適しているのが焼き肉と言えます。

焼き肉にもロースやカルビなどは人気がありよく食べられておりますが、油の乗ったホルモンを自分で加減して焼きながら油を落とし自分の食べごろで食べるホルモンには絶品です。焼き肉店でも牛を一頭買いし店で解体している所ではより希少な部位のホルモンを食べる事が出来るのです。希少ため売りきれる事も多く、また好んで食べる人もそれだけ多いのがホルモンなのです。牛は胃袋がいくつもありそれぞれ呼び名が違うのですが油の乗り方や歯ごたえなど違いはもちろん噛めば噛むほどホルモン本来の美味しさが実感できる牛の胃袋はホルモン初心者にもお勧めです。心臓やその付近の動脈などは脂身が少なく食感もこりこりしており、箸休めにも向いているホルモンと言えます。横隔膜付近はハラミと呼ばれており、肉部分と思われがちですがここもホルモンであり知らず知らずに食べている人も多くいます。カシラやタンなど他にも色々ありますが焼き肉で食べる事がそのホルモン自体を一番おいしく食べる事が出来るのです。中年層のビールの友として愛される牛ホルモンは子供には分からない世界かもしれません。